2011年09月11日
フラム塾
昨日、瀬戸内国際芸術祭のボランティアサポーター「こえび隊」の…
こえびミーティングがありました。
ミーティングでは「ART SETOUCHI夏」の報告がありました。
女木島では、2年に一回しか行われない住吉神社大祭に参加されてきたとの事。
私も、実際には見たことがないのです。
主人も見て見たいとは言ってて…
結構激しいお祭りみたいです。
最後は、太鼓台共々海へ入りますよ。
~女木島住吉神社大祭~
http://www.youtube.com/watch?v=9w2wU_HnWCY
ミーティング後…
瀬戸内国際芸術祭総合ディレクター「北川フラム」さんの講演、
「フラム塾」が行われました。
「フラム」って名前、珍しいですよね。

この名前、お父さんが南極探検の時に使った船「フラム号」に因んでつけた名前なのだそうです。
ノルウェー語で「前進」という意味。
いい名前ですよね。
講演に現れた、フラムさん…
本人曰く…
夏のお疲れが出てるらしく、よれよれですんません…とご挨拶。(笑)
去年行われた瀬戸内国際芸術祭…
目的は…
過疎化の島。
もう、おじいちゃん、おばあちゃんしかいない島。
このままでは、無人島になってしまう~
とのことから、おじいちゃん、おばあちゃんを元気にして…
島に人を呼ぼうとのことで始めたプロジェクト。
幸いなことに、直島はアートの島として世界中から注目されている。
これに乗っかって、大成功を収めました。
準備段階&開催中、色々トラブル等々ありましたが、
終わってみて、島の人たちは口々に芸術祭は良かったと口をそろえて言っているそうです。
2013年にまた、芸術祭を開くに当たって…
色々な構想を考えていらっしゃるみたいです。
まだ、公式発表ではないのでお教えできませんが…
これから、島の有り方として…
自分たちで考え、自立していく島でないとならない…
自分たちは島の中でじっとしてて、あれがしてほしい、これがしてほしいと国とか県に言うだけではなく…
他の島では、どういうことをしているか~
ということを自分の目で確かめ、どうやったら自分の島が良くなるかという考えをもたないと…とおっしゃってました。
その一環として、今春からこえび隊が音頭を取って島間交流というのを実施しているそうです。
色々動いているんですね。
これからの子供たち・若い人たちには美術の教育より…
美術による教育をした方がいいとおっしゃってました。
なるほど、なるほどと思わせるフラム塾でした。
やっぱり、総合ディレクターを務めるだけあって…
凡人(私)と観点が違うように思いました。(笑)
2013年楽しみです。
~北川フラムさん略歴~
http://www.artfront.co.jp/jp/afg01_6.html
Posted by 白柴わんこ at 11:06│Comments(0)